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ubuntu-server-10-04:dnsmasq

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ubuntu-server-10-04:dnsmasq [2010/07/30 23:36]
admin
ubuntu-server-10-04:dnsmasq [2011/05/01 22:24] (現在)
admin [設定]
行 1: 行 1:
 ====== dnsmasqでDNSキャッシュサーバ ====== ====== dnsmasqでDNSキャッシュサーバ ======
 +
 +自宅サーバを構築しているが、固定IPを取得するほどまじめにやっているわけでもないので、DDNSのアドレスを使用している。前に使用していたルータは、ルータでDDNSのIP更新を行えば、ルータ内にいても勝手に内部のサーバのIPに置き換えてくれていたが、今のルータはそうならない。この状態だと、ルータ外にいる場合はDDNSのアドレスを使用してサーバにアクセスし、ルータ内にいる場合は、ローカルIPを直打ちしてサーバに接続することになる。これだと面倒なので、dnsmasqというDNSキャッシュサーバを使用して、ルータの内部にいる場合でもDDNSと同じアドレスでアクセスできるようにする。
 +
  
 ===== インストール ===== ===== インストール =====
行 41: 行 44:
   * nameserver xxx.xxx.xxx.xxx ←プロバイダのプライマリDNSでダメだった時は、セカンダリDNSを使う   * nameserver xxx.xxx.xxx.xxx ←プロバイダのプライマリDNSでダメだった時は、セカンダリDNSを使う
   * nameserver 192.168.xxx.1 ←最後の手段ゲートウェイに任せてみる   * nameserver 192.168.xxx.1 ←最後の手段ゲートウェイに任せてみる
 +
 +<note>
 +DHCP を利用していると resolv.conf が勝手に書き換わってしまうので、DHCPは使わないようにする。
 +</note>
 +
 +
 +
 +自前で解決するホスト名を記述する。
  
 <code> <code>
行 46: 行 57:
 </code> </code>
  
-自前で解決するホスト名を記述する。 
  
 <code> <code>
行 63: 行 73:
  
  
-  * 形式+  * 記述形式
     * IPアドレス TAB(0x09) ホスト名     * IPアドレス TAB(0x09) ホスト名
  
-==== 参考 ====+最後に dnsmasq を再起動して終了 
 + 
 +<code> 
 +$ /etc/init.d/dnsmasq restart 
 +</code> 
 + 
 +===== クライアント側の設定 ===== 
 + 
 +最後にクライアントが dnsmasq サーバをDNSサーバとして使用するように設定する。 
 + 
 +ルータの設定に DHCP でクライアントの IP を設定する際に、クライアントに使用させる DNS を指定する項目があったので、そこに dnsmasq の IP を設定した。 
 + 
 +これでホームネットワークにいる場合でも、外部にいる場合でも同じアドレスにアクセスすればサーバにつながるようになった。 
 + 
 + 
 + 
 + 
 + 
 +===== 参考 =====
  
 [[http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0020]] [[http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0020]]
ubuntu-server-10-04/dnsmasq.1280500592.txt.gz · 最終更新: 2010/07/30 23:36 by admin